浮世絵師

最近は、何でもパソコンで済ませてしまうので、年賀状などで久しぶりに紙に文字を書いたら汚い

2020年12月29日

今年も年末ギリギリになって、やっと重い腰を上げて年賀状を書いている人は結構多い気がします。

本当は、元旦の差に年賀状を届けたい場合は11月末から12月初旬くらいまでに投函しておく必要がありましたので、今から投函する人は3日以降に到着する便と言う事になるでしょう。

それにしても、近年はもう日付が変わる瞬間にSNSの投稿で「あけおめことよろ」を叫んで年賀の挨拶とする?傾向になって来ているので、そろそろ年賀状と言う風習も廃れの一途を辿っている気がするのですが、どうにも日本の郵便事業では年賀状と言う慣習を永遠に続けて行こうと画策している様で、未だに年賀状のハガキの販売を推進しているのです。

普通の郵便はがきはまだ需要が高いイメージがありますが、年賀状は微妙に需要の無い領域に突入している気がするのです。

そんなこんなで結局年賀状を書くことになるのですが、いざハガキに字を書いてみると、どうにも手書き文字が汚くなっている印象を持った人は少なくないと思われます。

特に今まで、パソコンで文字打って印刷で年賀状を作っていた場合は、手で文字を書いたその文字が泳いでいる様な状態になっているかも知れません。

文字を書くのは昔は学生時代まではノートにたくさん書いていたのにもかかわらず、パソコンと言う文明の利器に頼りっぱなしになるともう、ドンドン衰えて行く道しか残されていない様な状態になってしまうので用地注意です。

今回はたまたま年賀状で手描きする事になった人は、これからも時々自分の手書きで文字を書いて、文字を書くと言う基本的な行動が衰え切らない様に練習して行きましょう。

はがきと筆と硯の画像
浮世絵師